祈り、そして瞑想:神様との心の対話
- JuneBerry
- 1月22日
- 読了時間: 3分

忙しい毎日を送る中で、ふと立ち止まって自分自身と向き合う時間を持つことは大切ですよね。そんな時、私たちは祈ったり、瞑想したりします。神様との繋がりを深めるためのこれらの習慣は、実はとても深い関係を持っているんです。
1. 祈りとは神との対話、瞑想とは神への傾聴
祈りは、神様と直接お話をするようなもの。お願い事をしたり、感謝の気持ちを伝えたり、悩みを打ち明けたりしますよね。一方、瞑想は、静かな心で神様のメッセージに耳を傾ける時間。神様の言葉を心に刻み、自分自身を見つめ直す機会になります。
いわば、祈りは私たちが神様に手紙を書くような感じで、瞑想は神様からの返事を読むことと例えることができるのではないでしょうか。
2. 聖書における瞑想
聖書には、「瞑想」を意図する言葉が頻繁に登場します。ただし、現代で一般的にイメージされるような、無心になることを目的とした瞑想や、自己啓発やリラックスを目的とした瞑想とは異なります。聖書における瞑想は、神の言葉(律法、教え、御業など)を深く思い巡らし、その意味を理解しようとすることです。
詩篇1篇2節: 「主のおしえを喜びとし 昼も夜も そのおしえを口ずさむ人。」(新改訳2017)これは、神の言葉を瞑想することの重要性を示しています。「口ずさむ」という言葉は、単に読むだけでなく、深く考え、味わうことを意味しています。
ヨシュア記1章8節: 「このみおしえの書をあなたの口から離さず、昼も夜もそれを口ずさめ。そのうちに記されていることすべてを守り行うためである。そのとき、あなたは自分がすることで繁栄し、そのとき、あなたは栄えるからである。」(新改訳2017)ここでも、律法を「口ずさむ」、つまり瞑想することによって、成功が約束されています。
このほかにも聖書に出てくる瞑想は、「考える」「思い巡らす」「心を砕く」「思いを潜める」「語り伝える」など、様々な訳で表現されています。
3. 祈りと瞑想の相互関係
祈りと瞑想は、互いに補完し合う関係にあります。
例えば、聖書のある箇所を読んだ後、その聖句を瞑想することで、その意味を深く理解し、その理解に基づいて神に祈ることができます。また逆に、祈りの中で心に浮かんだ言葉や思いを、後で「思い巡らす」ことで、神の導きをより明確に感じることができるかもしれません。
祈りと瞑想は、まるでコインの表と裏。どちらも神様との繋がりを深めるための大切な要素です。祈りを通して神様に語りかけ、瞑想を通して神様の言葉に耳を傾けることで、私たちは神様とのより親密な関係を築き、さらには信仰を深めることができるのではないでしょうか。忙しい毎日の中でも、少しの時間を使って、神様との対話を楽しんでみませんか?きっと、あなたの心に光が差し込むはずです。
Comments